2008 Fiscal Year Annual Research Report
脳卒中サバイバーとして生きていくための慢性期を見越した急性期からの効果的情報提供
Project/Area Number |
20659342
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
田村 綾子 The University of Tokushima, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (10227275)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
市原 多香子 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 准教授 (10274268)
南川 貴子 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (20314883)
桑村 由美 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (90284322)
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Keywords | 脳神経疾患 / リハビリテーション看護 / 情報提供 |
Research Abstract |
脳卒中超急性期を脱した患者は,次に,脳のダメージに伴う機能障害に対して新しい体の動かし方を覚え,これからの生活や人生の再構築を主体的に考えなければならない.文字通り脳卒中サバイバー(Stroke survivors)として生きていくことを余儀なくされる.この脳卒中サバイバーヘの支援方法について探求することが今回の研究テーマである.このうち,平成20年度の研究目的は,脳神経系疾患に特有の情報提供を整えるためのハード面の整備と,急性期から慢性期を見越した「安心と信頼」と「時間的要素」に足る情報提供の検証のための縦断的事例検討であった.脳卒中サバイバーへの情報提供のための参考図書の購入した.日本における脳卒中サバイバーに対する情報提供の実態を関連学会・研究会に参加し確認した。国際リハビリテーション研究会(5/17田村綾子,於東京)に参加した.国際リハビリテーション研究会主催研修会(8/22-24市原多香子・田村綾子,於東京)に参加したる日本脳神経看護研究学会(9/11-12参加者田村綾子・市原多香子・南川貴子・桑村由美,於広島)に参加した.徳島大学病院臨床研究倫理審査委員会での承認を得て,脳卒中サバイバーとして知識欲の高い対象者の存在の実態と脳卒中発作で入院後,脳卒中サバイバーで継続的に観察できる事例について,面接調査と情報提供を繰りかえした.得られた事例数は,少ないものの脳卒中サバイバーとして知識欲の高い対象者の存在の確認を得ることができた.
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