2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20670004
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
瀬藤 光利 Hamamatsu University School of Medicine, 分子イメージング先端研究センター, 教授 (20302664)
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Keywords | オミックス / 質量顕微鏡 / 翻訳後修飾 / 微小管 |
Research Abstract |
質量顕微鏡法を用いてオミックス解析を行うための実験系の確立を行った。ブルカーダルトニクス社MALDI-TOFを用いて脳内の脂質や糖脂質といったメタボローム解析を行い、その可視化に成功した(Ageta et al., Medical Molecular Morphology, Sugiura et al., PLOS one, Hosokawa et al., J. Mass Spectrom. Soc. Jpn.)。これらの結果を論文として発表する一方で、この手法について質量顕微鏡法として教科書を出版した。この組織内代謝物の2次元分布を可視化する手法として様々な分野への応用が期待される。また、質量顕微鏡法により我々が作製した翻訳後修飾酵素、SCRAPPERノックアウトマウスのプロテオーム解析を行い、野生型マウスとノックアウトマウスの比較により脳内の領域特異的なタンパク質分布の変化をみいだした。結果について論文として発表した(Yao et al., Proteomics)。 また、チュブリンの修飾酵素TTLLファミリー遺伝子の機能解析を進め、TTLL10の機能について論文化する一方で研究代表者らが作製したTTLLファミリー遺伝子のノックアウトマウスの解析を研究補助員2名の補助により進めている(Ikegami et al., FEBS letter)。その他、細胞内での代謝応答や、翻訳後修飾酵素に関する解析についても進めており、これら結果についても論文として発表した(Kahyo et al., Journal of Pharmacological Sciences, Yamada et al., Journal of Pharmacological Sciences, Yang et al PLOS one, Kahyo et al., FEBS Letter)
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Research Products
(13 results)
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[Journal Article] Transmembrane and Ubiquitin-like Domain-containing Proteinl (Tmubl/HOPS) Facilitates Surface Expression of GluR2-containing AMPA Receptors2008
Author(s)
Yang H, Takagi H, Konishi Y, Ageta H, Ikegami K, Yao I, Satou S, Hatanaka K, Inokuchi K, Seog D-H, Setou M
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Journal Title
Peer Reviewed
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