2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
In vivo gene function analysis using lentiviral vector
Project/Area Number |
20670006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (S)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Laboratory animal science
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
IKAWA Masahito Osaka University, 微生物病研究所, 准教授 (20304066)
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Project Period (FY) |
2008 – 2012
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Keywords | 発生工学 / バイオリソース / 疾患モデル / 生殖 / 胎盤 / 妊娠高血圧症候群 |
Research Abstract |
ヒトやマウスの全ゲノム配列が明らかにされた21世紀はポストゲノム時代と言われるが、ゲノムに秘められた無数の遺伝情報を生理機能と結びつけるには、個体レベルで遺伝子機能を解析する手法や、遺伝子組換え動物そのものが必要不可欠となる。申請者は遺伝子治療用に開発されたレンチウイルス(LV)ベクターに着目し、個体レベルでの遺伝子操作法の開発を進めてきた。 本研究では、LV ベクターの特徴を生かしてin vivoランダム遺伝子破壊法や遺伝子置換システムを開発し、遺伝子組換えマウスライブラリーを作製する。これらの遺伝子組換え動物はバイオリソースとして公開し広く生命科学研究者に提供する。 ところで我々の経験から遺伝子破壊したマウスの約1割で生殖不全が認められる。これらのマウスについて重点的に解析を進めることで、社会問題にもなっている不妊・不育のメカニズムを明らかにする。
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Research Products
(9 results)