2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20700071
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Research Institution | Tokyo Denki University |
Principal Investigator |
岩井 将行 Tokyo Denki University, 未来科学部, プロジェクト研究員 (30458971)
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Keywords | RFID / 新素材アンテナ / IT家具 / 実オブジェクト / コンテクスト抽出 / ミドルウエア |
Research Abstract |
非接触のRFIDの重要性はますます高まり、物流、医療、教育、商品管理などの分野で需要が伸びていくことが予想される。 しかし、RFIDのアンテナは旧来のプラスチックケースに入った形状から脱却しておらず、その用途は利用者がカードをアンテナが入っている箱の上に『かざす』という限定された方法でしか利用できていなかった。 本研究ではRFIDのアンテナの素材を布、ガラス、木材と特殊な導電体を用いて形成する研究を行い、カバン、カーペット、テーブル、机、窓ガラスなどの新たな用途への拡大を図り、RFIDの応用範囲を広げることで市場形成がみこまれる。 初年度である2008年度はRFIDアンテナをガラス型装置および布型装置にて試作を行った。リビングや店舗において利用できるデモシステムを設計、開発した。ガラスに対してRFIDアンテナを適応させ、ガラス面上に複数のRFIDアンテナを網羅的に張り巡らせる。RFIDアンテナを完全透明なガラスにするために合わせガラスの中に透明な電導膜を作成し、4つのアンテナ回路を有した経常の開発に成功し、研究成果をFIT2008第7回情報科学技術フォーラムにおいて発表した。また、アンテナの個数や形状を吸収し、アプリケーション開発を容易にするオブジェクト認識基盤ソフトウエアの一部を開発した。オブジェジェクト認識基盤ソフトウエアは設計やテストを終了し、そのシステムの一部を情報処理学会の論文誌に投稿し、2009年3月に採録された。さらにオブジェクトを管理認識させるソフトウエアを構築し、学会発表、チュートリアル発表やポスター発表を各1件行った。
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Research Products
(5 results)