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2010 Fiscal Year Annual Research Report

点群による複数ボリュームデータの可視化のためのモンテカルロ法に基づく並列点群生成

Research Project

Project/Area Number 20700096
Research InstitutionAshikaga Institute of Technology

Principal Investigator

木村 彰徳  足利工業大学, 工学部, 准教授 (60373099)

Keywordsポイントグラフィックス / モンテカルロ法 / 並列処理 / ボリュームデータ
Research Abstract

本研究は,複数のボリュームデータを融合して可視化を行うための手法として,点群を用いた(ポイントベース)の可視化技術に関するものである.特に,ボリュームデータのフィールド値に対し,モンテカルロ法によって点群を生成するための並列点群生成の研究を行う.また,開発した手法を用いた応用ソフトウェア又はソフトウェアライブラリを開発し,オープンソフトウェアとして公開する.ソフトウェアを公開することを前提にすることで,使える手法の開発を行うことである.
可視化技術の今後の役割として,単にデータを可視化するだけではなく,新たな発見や隠れた情報を見つけ出すことを要求される.そのため,シミュレーションで得た高精度の結果を可視化するアルゴリズムにも,大規模データを効率良く,正確に処理することが要求されるようになっているので,これらのことも考慮する必要がある.
H22年度の研究実施計画として,並列アルゴリズムの検証・実装及び応用ソフトウェアの開発・公開を挙げていた.しかしながら,モンテカルロ法による点群の並列生成法について検証を進めるなかで,ボリュームデータを局所的に見たときに特徴が複雑な部分(フィールド値の変化が多様な部分など)でのサンプリングができていないことを確認した.その原因の一つは,そのようなボリュームデータに対するポテンシャルの設定が不適格なためにサンプリングができていないと考え研究を進めてきたが解決には至らなかった.
今後,本研究の一つの課題であった高精度な結果を得るため問題の解決しアルゴリズムを完成させ,応用ソフトウェア又はソフトウェアライブラリを公開することを考えている.

  • Research Products

    (3 results)

All 2011 2010

All Presentation (3 results)

  • [Presentation] 放射線治療シミュレーションのための可視化ツールの開発2011

    • Author(s)
      周東諒, 木村彰徳
    • Organizer
      第1回電気学会栃木・群馬支所合同研究発表会
    • Place of Presentation
      栃木県足利市
    • Year and Date
      2011-03-03
  • [Presentation] DICOM-RT Extension Support of Visualization Tool for Radiotherapy Simulation2010

    • Author(s)
      A.Kimura, T.Yamashita, T.Akagi, T.Sasaki, Y.Tatsumi, K.Hasegawa, S.Tanaka
    • Organizer
      IEEE Nuclear Science Symposium Conference
    • Place of Presentation
      Tennessee, USA
    • Year and Date
      2010-11-04
  • [Presentation] DICOM-RT Visualization Tool for Radiotherapy Simulations2010

    • Author(s)
      A.Kimura, S.Tanaka, T.Yamashita, T.Akagi, T.Aso, T.Sasaki
    • Organizer
      Computer Assisted Radiology and Surgery, CARS 2010
    • Place of Presentation
      Geneva, Switzerland
    • Year and Date
      2010-06-25

URL: 

Published: 2012-07-19  

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