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2009 Fiscal Year Annual Research Report

CGアーカイブデータを用いた任意のアクションシーンの構築手法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 20700115
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

天目 隆平  Ritsumeikan University, 総合理工学研究機構, 研究員 (30434715)

Keywordsバーチャルリアリティ / 複合現実感 / アクションシーン構築
Research Abstract

本研究では,モーションキャプチャ(MoCap)等を用いて俳優の生の演技を予めアーカイブしておいたアクションデータを時系列上で接合し,それを複数対分組み合わせ調整することで,複数のCGキャラクタによる剣戟アクションシーンを自在に構築する手法を提案する.また,提案手法を用いて任意の剣戟アクションシーンを構築可能なツールの開発を行う.平成21年度の研究成果は以下の通りであった.
(1)基本要素からの一連の剣戟データ生成
一体のCGキャラクタの剣戟アクションデータを,左上段斬りや右下段の防御等の動作単位ごとにMoCap方式で収録したデータ(基本要素)を時系列的に接合することで1人のキャラクタによる一連の剣戟アクションの生成を試みた.接合フレーム間におけるキャラクタのポーズの不一致は,モーションブレンディング等の従来手法を用いて軽減した.
(2)アクションデータ間の位置・タイミング調整
(1)で生成した一連の剣戟アクションデータや1人ずつ収録した剣戟アクションデータを組み合わせ,アクションデータ間のタイミング・演技位置の整合をとることで,空間・時間的に整合のとれた複数人による複雑なアクションシーンの構築手法を提案した.
(3)アクションシーン構築支援ツールの開発
(1)および(2)の手法を用いてCGアクションシーンの構築および調整を支援するツール群の開発を行ったこれらのツールは,「映画制作を支援する複合現実型事前可視化技術MR-PreViz」のためのCGデータ準備用ツール群CASCADES(Computer Aided SCene & Action DEsign System)の一部として開発を行った.

  • Research Products

    (3 results)

All 2009 Other

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results) Remarks (1 results)

  • [Journal Article] 剣戟アクションの基本要素への分解と連続動作の合成-コンピュータ殺陣学事始め-2009

    • Author(s)
      天目隆平, 柴田史久, 田村秀行
    • Journal Title

      情報処理学会論文誌 50(12)

      Pages: 2894-2899

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] Constructing action scenes for mixed reality previsualization2009

    • Author(s)
      R.Tenmoku, F.Shibata, H.Tamura
    • Organizer
      SIGGRAPH ASIA 2009, Sketches
    • Place of Presentation
      横浜市・パシフィコ横浜
    • Year and Date
      2009-12-19
  • [Remarks] MR-PreViz:映画制作を支援する複合現実型可視化技術

    • URL

      http://www.rm.is.ritsumei.ac.jp/MR-PreVizProject/top.html

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Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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