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2008 Fiscal Year Annual Research Report

情報投影・共有による教育システム「VisionDesk(仮)」に関する研究

Research Project

Project/Area Number 20700118
Research InstitutionKumamoto National College of Technology

Principal Investigator

永田 和生  Kumamoto National College of Technology, 情報通信工学科, 准教授 (70435486)

Keywordse-learning / 画面共有 / ジェスチャーインタフェース / 画像認識
Research Abstract

近年、教育機関ではスライドのプロジェクタ投影による授業など新しい教授方法が取り入れられているが、旧来の黒板とノートを使用する教授方法から大きく変化するには至っていない。本研究では, 教授者/学習者の思考スピードに着目し, 両者間に障壁のない授業を行うための新たな道具として、以下に挙げる機能を持った電子的な机「VisionDesk(仮)」の開発を行っている。
・教授者からの電子教材提示・教授者と学習者とのリアルタイムな画面共有・電子教科書表示・手書きによる電子ノートテイクや電子教科書への書込み・教授者と学習者のコミュニケーション
■ 第1段階
PCの映像を投影する機構を備えた机の試作モデルとして、まずペンタブレット内蔵モニタ採用した。そのモニタ画面を机の天板と仮定して動作検証を行った結果、ペンタブレット式ではペン先の精細な読み取りが可能であるが、ポインティング可能な点が1個に限られるため、従来のPC操作方法の範疇を越えた直感的操作の実現には新たな手法が必要であることがわかった。この研究成果は平成20年度第8回電子情報系高専フォーラムにて公表している。
■ 第2段階
第1段階の結果を踏まえ、第2段階では多点ポインティングについてその実現性を探った。ペンタブレットやタッチパネルでは、多数のポインティングを認識する機構を備えていないため、多点ポインティングのインタフェースとして小型カメラを用いた指先認識に着目し、試作モデルを作成してその可用性を探った。試作モデルでは、PCに接続したUSBカメラに向かって指先を動かすジェスチャーによってPCを操作可能としている。複数の指を用いることで、オブジェクトの移動、回転、拡大縮小などを指先のみで操作でき、学習者の机上という限られた空間でのインタフェースとして十分利用できることがわかった。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] e-learningシステムにおける教材開発環境の構築2008

    • Author(s)
      堂上哲, 永田和生
    • Organizer
      平成20年度第7回電子情報系高専フォーラム
    • Year and Date
      20081000

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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