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2009 Fiscal Year Annual Research Report

時系列文書における主題遷移パターンの抽出と利用

Research Project

Project/Area Number 20700129
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

田中 克明  The University of Tokyo, 先端科学技術研究センター, 特任助教 (80376657)

Keywords情報システム / 人工知能 / 可視化 / 設計工学
Research Abstract

本研究では、時間経過とともに蓄積された情報を解析し、記述されている内容の変化パターンを、変化をもたず定常的なもの、ある時点でのみ使われるもの、一時的だが繰り返されるものとしてそれぞれ抽出することと、これらを利用者の視点に応じて動的に再構成する仕組みの開発を行うことを目標としている。
本年度は主として、文書内に記述されている内容についての忘却を行うモデルの検討、および時間経過に伴い忘却する割合のパラメータ検討を実施した。そのために、文書内に記述されている内容を分類し主題とするためのクラスタリングにおけるパラメータ、忘却を行う仕組み、忘却に際してのパラメータなどの検討を行った。また、この検討結果が対象文書の特性に依存する可能性が考えられたため、これまで扱った小型人工衛星設計議事録以外の蓄積情報についての解析を行った。
その結果、パラメータの設定により文書の特性にある程度まではモデルを適応させることができることがわかった。たとえば、同一の目的を持って複数の対象の検討を行う会議の議事録においては忘却の度合いを高くすることにより、各隊商に関する議論を分離することができた。
一方、文書がたとえば「人工衛星」のような特定の対象も、「人工衛星を設計する」といった共通の目的も持たず、たとえば相互に情報交換を行うように、多数の対象について並行して議論を行っている場合、議論にまつわる複数の時間が並行して進んでいる状態となり、一律に忘却を行う現状のモデルでは、主題繊維の抽出、および再構成の結果が、解析者にとって理解しづらいものとなる場合があることも分かった。

  • Research Products

    (3 results)

All 2010 2009

All Journal Article (3 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] Twitterハッシュタグに基づくTweet群からの変化抽出2010

    • Author(s)
      田中克明、堀浩一
    • Journal Title

      電子情報通信学会第二種研究会資料WI2-2010

      Pages: 31-32

  • [Journal Article] 創造活動における表現変化の抽出と利用の検討2009

    • Author(s)
      田中克明、堀浩一
    • Journal Title

      第23回人工知能学会全国大会予稿集

  • [Journal Article] A Recommender System Based on Context Extending of Content and Personal History2009

    • Author(s)
      Katsuaki Tanaka, Koichi Hori, Masato Yamamoto
    • Journal Title

      Proc.of the International Conference on Information and Communication Systems

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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