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2008 Fiscal Year Annual Research Report

受傷選手の楽観性が影響を及ぼすコーピングスキルと心理スキルトレーニング

Research Project

Project/Area Number 20700511
Research InstitutionKinki University

Principal Investigator

直井 愛里  Kinki University, 健康スポーツ教育センター, 准教授 (60411584)

Keywordsスポーツ傷害 / 楽観主義 / コーピングスキル / 心理スキルトレーニング
Research Abstract

本研究は, 2つの研究から構成されている。平成20年度の研究(1)では, 前十字靱帯断裂の再建術を行う受傷選手の心理的特性(楽観性, コーピングスキル)が, 手術前後の気分, 痛み, そして手術後の身体の回復にどのように影響を及ぼしているか把握することを目的としている。また, 来年度開始される研究(2)では, リラクセーションや認知トレーニングなどを含めた心理スキルトレーニングが, 受傷選手の心身の回復にどのように影響するか理解することを目的としている。
本年度は, 研究(1)のデータの収集を行った。本研究を実施するにあたり, 二病院の整形外科医ら(スポーツドクターを含む)に目的と実施計画を説明し, 病院内における倫理基準や身体の回復の測定方法について検討を行った。各病院の倫理委員会から承諾を得た後, 手術前(手術日の1〜2日前)と手術後(手術目の約2週間後)にデータを収集した。
平成20年3月の時点では, 19歳から47歳までの約30名の受傷選手が本研究に参加した。全体的に, 参加者の手術前後の痛みや否定的な気分は予想より低いようであったが, 数人の参加者は, 受傷前と同じようにスポーツができるようになるのか心配であることを報告した。受傷選手のスポーツの種目や競技レベルが多様であることから, スポーツの種目や競技レベルが受傷選手の心理的反応にどのように影響しているかの分析を行うことも可能である。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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