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2009 Fiscal Year Annual Research Report

スポーツを中心とした沿岸域共生メカニズムの解明:スポーツ地理学への構築へ向けて

Research Project

Project/Area Number 20700515
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

佐藤 大祐  Waseda University, 観光学部, 准教授 (20405616)

Keywords地理学 / 沿岸域 / スポーツ / マリーナ / 集客圏 / 客層
Research Abstract

代表者はこれまで,東京大都市圏において明治期から現在までの社会的背景の変化に注目しながら,ヨットやモーターボートというスポーツがいつどのような社会階層に普及し,それらの活動拠点となるマリーナがいかにして展開してきたのかを解明してきた。本研究は,この東京大都市圏での研究蓄積と地域比較することで,沿岸域におけるスポーツ行動や生産活動などの共生メカニズムを,自然環境・産業構造転換・社会階層・行動空間の諸側面から総合的に解明することを目指している。そこで本研究は,スポーツ地理学を拓く端緒として,サンディエゴ大都市圏におけるマリーナの立地と,ヨットやモーターボートを中心とした沿岸域利用を解明し,調和のとれた空間利用の創出に寄与することを目的としている。
2009年度は,前年度に引き続きサンディエゴにおいて現地調査を実施し,港湾局による過去50年間分の旧版地図や沿岸域の占有者リスト,住宅地図に相当するSanborn Mapなどを入手して,サンディエゴ大都市圏の沿岸域利用の変化について調べた。さらに,前年度の調査をもとに設定した地域類型から代表性のあるマリーナを選定し,顧客リストを入手して,集客圏について把握した。さらに,クラブの記念誌等を入手し,顧客リストを加味してマリーナの客層を調査中である。また,上記に平行して,サンディエゴ都心部におけるスポーツイベントを活かした都市再開発とその集客効果についても調査を着手した。これらを合わせて,マリンスポーツと観戦スポーツを中心とした保養都市・コンベンション都市としてのサンディエゴの地域性についても解明していきたい。

  • Research Products

    (3 results)

All 2010 2009

All Journal Article (1 results) Book (2 results)

  • [Journal Article] モンスーンアジアにおけるヨットの伝播と受容2010

    • Author(s)
      佐藤大祐
    • Journal Title

      交流文化 9

      Pages: 32-37

  • [Book] ヨットの伝播と受容/『レジャーの空間-諸相とアプローチ』2009

    • Author(s)
      佐藤大祐
    • Total Pages
      270
    • Publisher
      ナカニシヤ出版
  • [Book] 観光地の集客圏/『観光の空間-視点とアプローチ』2009

    • Author(s)
      佐藤大祐
    • Total Pages
      284
    • Publisher
      ナカニシヤ出版

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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