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2008 Fiscal Year Annual Research Report

食生活リズムと肥満の関連性

Research Project

Project/Area Number 20700617
Research InstitutionAzabu University

Principal Investigator

佐藤 夏子 (三戸 夏子)  Azabu University, 環境保健学部, 准教授 (30398888)

Keywords肥満 / 概日リズム
Research Abstract

本研究ではレプチンを欠損している遺伝的肥満モデルマウスであるob/obマウスを用いて、肥満がマウスの概日リズムに及ぼす影響について、行動リズムおよび飲水行動を指標として検討を行った。実験にはC57BL/6J-Lepobマウス(ob/obマウス)およびC57BL/6Jマウス(コントロールマウス)を用いた。13週齢、27週齢の2時点で24時間の経時的な行動リズム及び飲水行動を測定した。行動リズム及び飲水行動の測定には運動量測定システム(CompACT AMS Ver.3)を用い、12時間毎の明暗サイクルの環境下(午前7時〜午後7時/午後7時〜午前7時)で測定を行った。その結果、ob/obマウスの体重はコントロールマウスと比較して13週齢で有意に高値であり、27週齢ではさらに著しい体重の増加が認められた。明期及び暗期別の合計運動量は、13週齢、27週齢ともにob/obマウスはコントロールマウスと比較して有意に減少しており、特に暗期において著しい低下がみられた。またob/obマウスでは運動量が減少するだけでなく行動リズムの位相と振幅が変化しており、13週齢と比較して27週齢ではより顕著な影響が認められた。一方飲水行動においては両群に差は認められなかった。このことから、ob/obマウスでは運動量の低下とともに24時間の行動リズムが変化することが示された。また肥満の進行により、行動リズムの変化がより強まることが示唆された。さらに、本年度導入したマウス用摂餌量測定装置を用いて、ob/obマウスにおける食餌摂取リズムと肥満との関連について検討中である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 遺伝的肥満モデルマウスにおける行動リズムの解析2008

    • Author(s)
      佐藤夏子
    • Organizer
      第55回日本栄養改善学会学術総会
    • Place of Presentation
      鎌倉
    • Year and Date
      2008-09-07

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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