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2009 Fiscal Year Annual Research Report

日本人英語学習者の作文プロセスとプロダクトの発達:「診断テスト」の開発と配信

Research Project

Project/Area Number 20720147
Research InstitutionKansai Gaidai College

Principal Investigator

山西 博之  Kansai Gaidai College, 短期大学部, 講師 (30452684)

Keywords英語教育学 / ライティング / 測定・評価
Research Abstract

平成21年度は,「平成20年度の研究で得られた指導法を学習者に実施し,学習者の作文熟達度の向上を図り,その際に個内にどのような変容があったがを明ちかにする」という研究計画の第2段階の事柄と「学習者の作文プロセス・プロダクトの発達に関する知見を整理し,オンラインで利用可能な診断テストの配信準備を行う」という第3段階の事柄が実施された。
第2段階の研究では,まず,学習者のライティングの熟達度が向上するにつれ,彼らの作文のプロセスが意識的になり,またプロダクトの複雑さ(質)や書かれる量が増加することを,データを分析することで確認した(山西,2009)。その結果を踏まえて,実際に1学期のライティング指導を実施した。授業を行った学期の開始時に学習者に作文を書かせ,その直後に20年度の研究成果であるプロセス測定の質問紙調査を実施した。その結果とTOEFL等客観テスト結果およびプロダクトに対する質的・量的な指標による分析結果をあわせて,学習者の特性によるグループ分けを行った。その特性に応じグループに対して,20年度の研究において示した指導を明示的に行った。また,学期の終わりに再び作文を書かせ,プロセスの質問紙調査とプロダクトに対する分析を行い,その変容を調査した(これらの成果は学術論文として執筆し,現在投稿中である)。
第3段階の研究のにめに,現在,上記の調査に基づいた知見をもとに,学習者の特性に応じた適切なフィードバックを与えるための(フローチャート式)モデルの構築を行っている。同時に,実際にオンラインで作文を書き,プロセスの質問項目に回答することで,学習者の特性を診断し,適切なフィードバックを与えるためのシステムを構築するための準備を行つている。このオンフイン「診断テスト」システムは,次年度以降の授業でテスト運用を行い,多くのデータを得て精度を高めた上での公開を目指している。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 日本人英語学習者のライティングにおける方略使用, 熟達度, 複雑さの関係2009

    • Author(s)
      山西博之
    • Organizer
      全国英語教育学会鳥取研究大会
    • Place of Presentation
      鳥取大学
    • Year and Date
      2009-08-09

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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