2008 Fiscal Year Annual Research Report
社会運動・組織の時系列分析によるボトムアップ型市民社会論の検討
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20730353
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| Research Institution | Hosei University |
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Principal Investigator |
西城戸 誠 Hosei University, 人間環境学部, 准教授 (00333584)
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| Keywords | イベントデータ / 環境団体 / 時系列データ |
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| Research Abstract |
本研究はイベントデータプロジェクトと運プロジェクトの2つから正されている。前者のイベントデータプロジェクトは、1996年以降の抗議活動のイベントデータを作成する作業であり、(1) 該当新聞記事の抽出、(2) コーディング作業(新聞記事を読み、必要な情報をコードする)については2005年までの分を終了させた。また(3) データ入力については2000年までは終了し、1996-2000年までのデータを用いて、イベント数の変遷に関する考察を西城戸(2008)で部分的に実施した。その結果、1996年以降の抗議活動の数的停滞状況を確認することができた。次年度は残りの年度のデータ入力を完成させ、戦後日本の社会運動のイベントデータ(1945-2005)を完成させ、このデータによる分析を実施することで、社会運動からみた市民社会の変容を考察していきたい。
後者の運動組織プロジェクトでは、『環境NGO総覧』を用いた環境団体の組織データを実施することになっている。本年度ではその初期的作業として、情報源である『環境NGO総覧』データの整合性を確認する作業を、東京都を事例として行った。その結果、'『環境NGO総覧』に掲載されている環境団体のデータを時系列データとして用いるの留意点を見出すことができた。次年度ではこの点を踏まえて、時系列データの構築を目指したい。
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