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2008 Fiscal Year Annual Research Report

技術の共有化のための建築構造解析プラットフォーム

Research Project

Project/Area Number 20760369
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

伊山 潤  The University of Tokyo, 大学院・工学系研究科, 准教授 (30282495)

Keywords建築構造・材料 / 構造工学・地震工学 / モデル化 / 情報基礎
Research Abstract

本研究は、新しい建築構造システム開発をサポートし、解析技術の共有を可能にするための基盤として、JAVA言語による解析プラットフォームを提案するものである。建築構造技術は日々進歩発展し、新しい構造技術、構造形式、デバイス等が常に開発されてきている。実用化のためには、実験や解析を通じてそのような新規技術の適用性を確認することが重要である。解析に関しては、汎用の構造解析プログラムが多数市販されているが、そのような汎用プログラムでは、新しい構造方法に対応するのが難しい。これを打開するためには、高速で高機能な汎用プログラムを用意するよりも、構造技術者が自由に組み合わせて使うことのできる部品(モジュール)を用意し、またそのモジュールの中も自由に閲覧、変更できるような解析プラットフォームの整備が重要である。本年度は、基本的な解析を行うことのできるクラスライブラリを構築し、その利用例、利用法に関するドキュメントを整備し、ホームページ上で公開した。また、大学院生の研究活動や、学部生向けの講義において紹介して利用をしてもらい、ある程度コンピュータに知識のあるものであれば、比較的短時間に、プログラミング環境を整備し、解析を実行できるレベルに達することができることを確認した。さらに、このプラットフォームを用いて、部材破壊を考慮した骨組解析を行い、大地震時、あるいはその後の建物の耐震信頼性の検討を行った。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Remarks (1 results)

  • [Remarks] 本課題で作成したプラットフォームの紹介、必要ファイル、説明書、チュートリアルなどを掲載し、一般に公開している。

    • URL

      http://kw1.arch.t.u-tokyo.ac.jp/frame4/

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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