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2010 Fiscal Year Annual Research Report

男性骨折のリスク評価における骨質指標低カルボキシル化オステオカルシンの測定意義

Research Project

Project/Area Number 20790451
Research InstitutionKinki University

Principal Investigator

藤田 裕規  近畿大学, 医学部, 助教 (10330797)

Keywordsオステオカルシン / 低カルボキシル化オステオカルシン / 骨粗鬆症 / 骨密度 / 生活習慣因子 / 第一次予防対策 / 骨質
Research Abstract

平成22年度の調査目的は、骨折と低カルボキシル化オステオカルシンとの縦断的な関連を評価するために、藤原京男性骨折スタディのベースライン調査以降に発生した骨折を把握することであった。
調査対象者は、平成20、21年に藤原京スタディで行われた郵送アンケート調査において(1)骨折のイベントがあった者(2)アンケートの中で骨折に関する質問に無回答であった者(3)アンケートを返却しなかった者(4)ベースライン調査以降に死亡した者、とした。
藤原京スタディで行われた郵送のアンケート調査では骨折をしたかどうかについてのみの質問内容であったため、男性骨折スタディでは、調査対象者に対してさらに(1)骨折した年月日(2)骨折部位(3)骨折の原因、または状況(4)病院に行ったかどうか(5)レントゲン撮影の有無、について郵送アンケート調査を行った。死亡者については遺族に回答を求めた。アンケートの返却期限を過ぎても未返却であった者に対して督促状を送った。さらに、アンケートに無回答であった場合、不明な点があった場合、督促状の返却期限を過ぎても未返却であった場合は直接電話をすることによりアンケートの内容を確認した。
男性対象者2174名の内、骨折アンケート送付対象者は332名であった。その内、締め切りまでに返却した者は204名、督促により返却した者は40名、督促でも未返却で電話により回答した者は75名、その他が1名で回収率は96.4%であった。12名は住所や電話番号が不明のために回収できなかった。ベースライン以降に新規の骨折を発生した者は平成20年で9名、平成21年で20名の合計29名であった。新規骨折者のベースライン時の血清低カルボキシル化オステオカルシン濃度の平均値は3,48ng/ml、骨折がなかった者では2.86ng/mlであり、新規骨折者の血清低カルボキシル化オステオカルシン濃度は骨折がなかった者よりも高い傾向が示された(P=0.124)。

  • Research Products

    (1 results)

All 2011

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] Impact of smoking on bone mineral density and bone metabolism in elderly men : the Fujiwara-kyo Osteoporosis Risk in Men (FORMEN) study2011

    • Author(s)
      J.Tamaki
    • Journal Title

      Osteoporos International

      Volume: 22 Pages: 133-141

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2012-07-19  

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