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2008 Fiscal Year Annual Research Report

難聴者、高齢者のカテゴリー知覚を用いた語音弁別能低下の解析

Research Project

Project/Area Number 20791182
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

富田 雅彦  Niigata University, 医歯学系, 助教 (50463972)

Keywords語音弁別 / 難聴 / カテゴリー知覚
Research Abstract

人間が連続的に変化する音声を聞くとき、音声知覚としては、連続的ではなく、2つのカテゴリーにわけられた2音としてのみ、聞き分け、間の音としては認識しない。これをカテゴリー知覚といい、この音声認識のカテゴリー知覚を用いて、難聴者の語音認識低下に時間分解能低下が関与していることを、定量的、難聴者の聴力像別に解明することを目的とした。被検者に300msのホワイトノイズをきかせ、そのノイズの中に5から70msの無音部分をいれ、どの時間以上のgapを検知できるか、また/ba/や/pa/などの閉鎖子音+母音を用い、子音産出のための上下口唇閉鎖の開放から声帯振動開始までの時間をに0から70msまで5ms毎に変化させた/ba/-/pa/音節をランダムに一定の音量で被検者に聞かせ、bもしくはp音のいずれかに聞こえるかという認識率を確認することで、語音認識度を測定しようとした。この手法により、語音知覚、時間分解能の程度を定量化する計画を立てた。今年度は上記音声の作成、実験系構築のため実験機器を購入した。現在音声作成を行い、被験者の反応を集計、分析方法について検討を加えている。今後このコントロール群として健常正常聴力者の上記音声認識率のデータ蓄積の予定である。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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