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2008 Fiscal Year Annual Research Report

骨細胞分化および細胞間ネットワーク制御におけるsemaphorinの関与の検討

Research Project

Project/Area Number 20791544
Research InstitutionSaitama Medical University

Principal Investigator

佐藤 毅  Saitama Medical University, 医学部, 助教 (60406494)

Keywordssemaphorinファミリー / 骨細胞 / 骨芽細胞 / plexinファミリー
Research Abstract

申請者は骨細胞への分化および骨細胞間のネットワーク構築に関して, semaphorinファミリーが重要な役割を果たしているのではないかという仮説をたてた. これを検討するために, まず, 骨芽細胞および骨細胞の細胞株について, semaphorinの受容体であるplexinのmRNA発現をRTPCR法を用いて調べた. 細胞株は骨芽細胞様細胞株MC3T3-E1と骨細胞様細胞株MLO-Y4を用いた. MLO-Y4はMissouri大学のBonewald教授よりを分与していただいた. その結果, 骨芽細胞株および骨細胞株にplexinA1, A2, A3, B2, C1が発現していることがわかった. また, 骨芽細胞にascorbicacid(50μg/ml)およびβ-glycerophosphate(10mM)を添加して14日間培養し分化させた細胞において, plexin B1が誘導されることが明らかとなった. plexin A1, A2, A3はsemaphorin3Aの受容体であるので, semaphorin3Aを骨細胞株に作用させる実験を行った. semaphorin3Aは市販のマウスリコンビナントsemaphorin3Aを用いた. MLO-Y4にsemaphorin3Aを作用させて, 細胞の形態的変化を観察した。形態的変化は細胞骨格であるアクチンを染色する方法により蛍光顕微鏡を用いて観察した. その結果, 骨細胞の突起の伸長は認められなかった.

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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