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2008 Fiscal Year Annual Research Report

看護技術演習における学習過程自己評価尺度の開発

Research Project

Project/Area Number 20791673
Research InstitutionUniversity of Hyogo

Principal Investigator

宮芝 智子  University of Hyogo, 看護学部, 講師 (20321119)

Keywords看護技術 / 演習 / 看護学生 / 自己評価尺度 / 学習過程
Research Abstract

1. 「看護技術演習における学習過程自己評価尺度(暫定版)」の作成
看護技術演習における学習活動を看護学的視点から質的帰納的に概念化した研究(宮芝他, 2007)を基盤とし、質問項目を作成した。この研究は、看護技術演習における学習活動が12概念を用いて説明できることを明らかにした。これら12概念の関係性を考察し、演習目標達成に向けて重要な学生行動を含む9概念を尺度の構成概念「看護技術演習における学習過程の質」の下位概念に位置づけ下位尺度として質問項目を作成・尺度化・レイアウトし、「看護技術演習における学習過程自己評価尺度(暫定版)」を作成した。
2. 「看護技術演習における学習過程自己評価尺度(暫定版)」の内容的妥当性の検討
看護技術演習に携わっている教員、尺度開発の経験を持つ研究者6名を対象とした専門家会議および看護系大学、専門学校に在籍する学生7名を対象にした学生による検討会を実施し、暫定版尺度の内容的妥当性を検討した。その結果に基づき修正した暫定版尺度を用いて、学生80名を対象にしたパイロットスタディを実施し、尺度の内容的妥当性の検討および検討結果に基づく尺度の修正を行った。
3. 看護技術演習における学習過程の質に関係する可能性のある変数の抽出とその変数を含む「学生特性調査紙」の作成
国内外を含めた多角的な文献検討を実施し、看護技術演習における学習過程の質に関係する可能性のある変数を抽出し、それを基盤として特性調査紙を作成した。前述2の専門家会議、学生を対象とした会議、パイロットスタディを通して内容的妥当性を検討し、検討結果に基づき特性調査紙の修正を行った。
現在、本調査による尺度の信頼性・妥当性の検討に向けた準備を行っている。

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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