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2009 Fiscal Year Annual Research Report

夜勤から始める新人看護師オリエンテーションプログラムの開発とその評価

Research Project

Project/Area Number 20791683
Research InstitutionSt. Luke's College of Nursing

Principal Investigator

奥 裕美  St. Luke's College of Nursing, 看護学部, 助教 (80439512)

Keywords新人看護師 / 新人教育 / 夜勤 / 新人オリエンテーション / シフトワーク
Research Abstract

昨年度行った文献検討を基盤とし、新たに就職した新人看護師オリエンテーションを夜勤から行った病棟で働く看護師に対してインタビューを行い、夜勤から新人オリエンテーションを行うことの利点、欠点や、それを行うために必要な準備や環境の整備方法について明らかにした。インタビューは平成20年度に実際にオリエンテーションを受けた新人看護師、主に彼らの教育を担った先輩看護師、看護管理者に分けて行った。
インタビューの結果から、新人看護師教育を夜勤から行うことの利点や欠点は、その病棟に就職する新人看護師の数や、教える先輩看護師の状況、病棟のこれまでの勤務体制の特徴など、受け入れ側の病棟の状況によって左右されることがわかった。また、事前に看護管理者と先輩看護師が夜勤から新人オリエンテーションを行う理由とその必要性に対する意見を共有することが、スムーズなオリエンテーション施行の重要な基盤となっていた。新人オリエンテーションを夜勤から行うことによる、新人看護師の実践能力獲得の進行度の変化は感じられず、おおむね好意的に受け入れられていた。
しかし、インタビューの内容から文献検討によって明らかになったシフトワークや夜間勤務が健康や安全に行われるための基準が、必ずしも現在の看護の現場では守ることが難しいという現状も明らかとなった。そこで、改めて看護職のシフトワークや夜勤のあり方を自らと患者の安全の視点から考察したうえで、夜勤から新人オリエンテーションを行うことが推奨される事例や、活用の際の事前準備の方法などについて提案した。

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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