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2008 Fiscal Year Annual Research Report

現代言語芸術におけるイメージの諸問題とその批評方法の探究-シュルレアリスムの場合

Research Project

Project/Area Number 20820008
Research InstitutionYamagata University

Principal Investigator

齊藤 哲也  Yamagata University, 人文学部, 講師 (10507619)

Keywordsシュルレアリス / イメージ / 美術 / 映画 / ヴィジュアル
Research Abstract

おもに美術作品をコーパスとしながらシュルレアリスムの造形作品に固有な「言表行為」を語るための批評方法確立が目指された。研究対象があまりに拡散してしまわぬよう注意して、本年は制作の問題とその批評の問題が複雑に絡み合う幾人かの画家=批評家の作品に対象を絞りながらシュルレアリスムにおけるイメージの問題を多角的に考察した。とくに問題とされたのは、マックス・エルンスト、ヴィクトル・ブローネル、マッタ・エチャウレンという、重要性は意識されながら、現在までほとんど研究がすすめてこられなかった芸術家たちである。
シュルレアリスムに固有な問題系をふまえながら彼らの造形作品を再考するために、シュルレアリスムのイメージ論と付き合わせることによってそれら双方を相対化し、問題を多角的に検討した。またシュルレアリスムの射程をこれまでの美術史における批評の問題点とともに明確化するため、これまでの美術批評が用いてきた常套句を批判的に検討しながら、それをつうじてシュルレアリスムのイメージ論と造形作品に固有な問題を検討した。
これらの作家の国籍はドイツ、ルーマニア、チリなどと多岐に渡っているが、彼らはみなフランスの美術運動を経由しフランス語で思考を展開したという共通点がある。かれらの言語活動と造形作家としての活動を考察する過程で、文学あるいは美術と政治という問題が浮上した。本年度に発表した論文ではじゅうぶんふれることのできなかった問いであるので、次年度の課題としたい。

  • Research Products

    (4 results)

All 2008

All Journal Article (4 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] 絵画を分壊する-マッタとブローネルのあいだで2008

    • Author(s)
      齊藤哲也
    • Journal Title

      水声通信 第25号

      Pages: 128-137

  • [Journal Article] シュルレアリスムの映画的条件-あるいは映画ならざるもの2008

    • Author(s)
      齊藤哲也
    • Journal Title

      層 第二号

      Pages: 37-58

    • Peer Reviewed
  • [Journal Article] 窓/壁/輪郭-シュルレアリスム、あるいは「時宜をえない」もの2008

    • Author(s)
      齊藤哲也
    • Journal Title

      水声通信 第27号

      Pages: 23-35

  • [Journal Article] シュルレアリスム的視覚体験とは何か2008

    • Author(s)
      塚本昌則、齊藤哲也、鈴木雅雄
    • Journal Title

      水声通信 第27号

      Pages: 46-53

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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