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2009 Fiscal Year Annual Research Report

ホット・グループの生成要因に関する実証分析

Research Project

Project/Area Number 20830086
Research InstitutionChiba Keizai University

Principal Investigator

周 ヒョンジョン  Chiba Keizai University, 経済学部, 講師 (30512800)

Keywords価値創造 / コミュニケーション / ミドル・マネジメント
Research Abstract

今日の企業にとって新製品開発や新事業開発といったイノベーションへの取り組みは、生き残りをかけた死活の問題である。こうしたイノベーション能力の構築と関連して、再び組織学習が理論的にも実務的にも多くの注目を集めている。本研究は、戦略的組織学習を創発的戦略形成のプロセスとしてみなし、個人学習の組織学習への橋渡しの機能を果たすホット・グループの存在に焦点を当てている。
前年度は(平成20年度)、戦略的組織学習のフレームワークの精緻化に努めながら、戦略的組織学習におけるホット・グループの意義について理論的な検討を加えた。本年度は(平成21年度)、前年度の成果に基づき、日本の製造上場企業に対するアンケート調査を実施することで、価値創造プロセスの活性化の促進要因の究明に努めた。その結果、企業が創造的組織学習を実践し、いわば破壊的イノベーションを実現するためには、多様性の促進と異部門間コミュニケーションの有効性が認められた。また、そこには、自発的な非公式組織であるホット・グループが創発的戦略の駆動力として、イノベーションの担い手であることが検証された。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 価値創造プロセスにおける異部門間コミュニケーションの有効性2009

    • Author(s)
      周ヒョンジョン
    • Journal Title

      千葉経済論叢 第40号

      Pages: 45-64

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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