2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20890072
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
高橋 哲哉 Niigata University, 医歯学総合病院, 助教 (20515663)
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Keywords | 脳虚血 / リチウム / t-PA |
Research Abstract |
脳塞栓でのt-PAの副作用に対するリチウム投与の効果検討に先立ち、梗塞サイズが安定している脳梗塞モデルを確立した。オスSprague-Dawleyラットを使用し、自家血栓を用い、安定した大きさの梗塞巣が得られ、さらにt-PAにより梗塞の縮小が得られる条件を決定できた。しかしリチウム投与による保護効果は現在の条件では弱く、さらに投与条件を変更して検討を続けている。 本モデルで保護効果が示せない場合も考慮し、平行して塞栓モデルより広く行われている、手技として比較的容易である、ナイロン糸の挿入と抜去により血管の閉塞と再開通をおこす、sutureモデルを用いて検討している。
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