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2008 Fiscal Year Annual Research Report

インプラント-骨界面における細胞外蛋白の発現様式と三次元解析

Research Project

Project/Area Number 20890135
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

玉田 宜之  Okayama University, 医学部・歯学部附属病院, 医員 (90509499)

Keywordsインプラント / オッセオインテグレーション / 細胞外蛋白 / 接触率 / トルクテスト
Research Abstract

インプラント骨界面において組織学的に観察される骨接触率の低下に対して細胞外蛋白による結合が発現・増強し,これによりオッセオインテグレーションの機械的特性の低下を防止しているという仮説を立証することを目的とする.そこで(1)ラットの脛骨に埋入したインプラントに与えたメカニカルストレス負荷によって骨接触率が適切な毅階的変化を生じる負荷時期を決定すること,(2)その骨接触率の段階的変化が細胞外蛋白の発現時期と局在に変化を及ぼすかについて,(3)細胞外蛋白の発現様式について,インプラント周囲骨を含めた組織切片を三次元構築し,空間的な局在性を検索することを目的としている.さらに,インプラント周囲骨における細胞外蛋白の発現局在と骨接触状態およびオッセオインテグレーションの機械的特性の三者の関連にっいて検討を加え,骨接触率の低下に対する影響を補正するために細胞外蛋白による結合が発現・増強し,オッセオインテグレーションの機械的特性を維持しているとの仮説について検討を行うことを目的とした.
実験動物には15週齢のWistar系雄性ラット(70匹)を用い,インプラントとして既製のチタンポストを用い,左右の脛骨近心側1/4の部位に外科用エンジンとツイストドリルを使用して埋入を行った.その後、インプラント体にメカニカルストレスを負荷し,オッセオインテグレーションの定量的評価をトルクゲージを用いたリバーストルクテストにて行った.現在,連続非脱灰標本および連続脱灰標本を作製し検討を行っている.

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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