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2008 Fiscal Year Annual Research Report

間欠的足底圧刺激に対する反応性筋収縮による廃用性筋力低下予防装置の開発と臨床応用

Research Project

Project/Area Number 20890268
Research InstitutionHyogo University of Health Sciences

Principal Investigator

高橋 哲也  Hyogo University of Health Sciences, 医療福祉学部, 教授 (00461179)

Keywordsリハビリテーション / 看護学 / 臨床 / 医療・福祉 / 足底刺激 / 反応性筋収縮 / 廃用性筋力低下 / 予防
Research Abstract

平成20年度は、臨床応用前の基礎研究として、健常人を対象に、間欠的足底圧感覚刺激に対する反応性筋収縮の基礎データの収集を行った。
小型エアコンプレサー、塩化ポリビニール製楕円形ボール、圧ゲージなどで、間欠的足底圧刺激装置を試作した。被検者をベッド上で30度および90度ヘッドアップした状態とし、足元へ楕円形ボールを設置、小型エアーコンプレッサーにて楕円形ボールを膨張させた。楕円形ボールを膨張させる頻度は2回/分とした。被検者が足底で楕円形ボールの膨張を感じ、体を押し上げられまいとして抵抗して、楕円形ボールの内圧が15kps以上になったら急激に圧を抜くようにした。このときの下肢抗重力筋の筋活動および、運動中の血圧や心拍数の反応を観察した。また筋活動は膝関節45°および90°屈曲位からの立ち上がり動作、さらに踵上げ動作の筋活動と比較した。
全被検者、すべての条件で異常な心血管反応は認められず、安全に測定が可能であった。ベッド上30度ヘッドアップ位での間欠的足底圧感覚刺激に対する筋活動は、腓腹筋およびハムストリングスの筋活動が強く認められ、踵上げ動作の筋活動と類似していた。また、ベッド上90度ヘッドアップ位での間欠的足底圧感覚刺激に対する筋活動は、大腿四頭筋の筋活動が強く認められ、立ち上がり動作の筋活動と類似していた。
ベッド上での間欠的足底圧感覚刺激は反応性に筋収縮を生じさせる。特に、ヘッドアップの角度を変えることで、目的とする下肢抗重力筋の廃用性筋力低下の予防に寄与する可能性がある

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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