2021 Fiscal Year Annual Research Report
Fate and transport of enteric viruses through unplanned potable reuse
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20F20061
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
片山 浩之 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00302779)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
VU CANH 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2020-04-24 – 2022-03-31
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Keywords | ウイルス / 下水 / 水環境 |
Outline of Annual Research Achievements |
下水処理の前後におけるウイルスの存在状況を実測するため、日本国内にある下水処理場において、膜分離活性汚泥法(MBR)および活性汚泥法による除去を行っている処理場において、定期的に試料を分与いただいてウイルス濃度を測定した。MBRにおいては、ウイルスの種類にもよるが約4Log程度、通常の活性汚泥法では約2Log程度の除去が見られることを明らかにした。 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)ゲノムは、世界中の排水から検出されている。しかし、バイオセーフティレベル3の厳しい要件のため、排水中のSARS-CoV-2の感染性評価は限定的であった。排水中のインタクトなSARS-CoV-2を選択的に検出するためのキャプシド完全性RT-qPCRの適用性を調査した。SARS-CoV-2の代用として用いたマウス肝炎ウイルス(MHV)に対して、3種類のキャプシド完全性試薬、すなわちエチジウムモノアジド(EMA, 0.1-100 μM) 、プロピジウムモノアジド (PMA, 0.1-100 μM)、シスジクロジアミンプラチナ (CDDP、 0.1-1000 μM)、がどのように作用するかを試験した。CDDPは100μMの濃度で、RT-qPCRによる感染性MHVの選択的検出(CDDP-RT-qPCR)に最も有効な試薬として同定された。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)