2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
アジア移民ハイウェイ:短期滞在型受入制度下における移民の選択
Project/Area Number |
20H00042
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 4:Geography, cultural anthropology, folklore, and related fields
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
松尾 昌樹 宇都宮大学, 国際学部, 教授 (10396616)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
児玉 由佳 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター ジェンダー・社会開発研究グループ, 研究グループ長 (10450496)
石井 由香 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (20319487)
佐々木 綾子 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 准教授 (20720030)
濱中 新吾 龍谷大学, 法学部, 教授 (40344783)
石井 正子 立教大学, 異文化コミュニケーション学部, 教授 (40353453)
辻田 祐子 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター ジェンダー・社会開発研究グループ, 研究員 (60466068)
細田 尚美 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (70452290)
鄭 安君 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 特任研究員 (70769455)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
世界最大の移民受入地域となったアジア地域を対象に、移民最大受入国である中東湾岸産油国と、移民最大送出国であるインドの間、およびその周囲で形成される「アジア移民ハイウェイ」に焦点を当て、移民の移動選択と生存戦略を現地調査と定性的・定量的総合的サーベイ調査によって探求し、アジアにおける移民現象の全体像を解明する研究である。 アジアが世界最大の移民受け入れ地域になった最近の実態を踏まえた提案であり、多くの出稼ぎインド人、短期滞在受入制度、ソーシャルメディアへの着目など、現代世界の重要な現象のひとつを的確に探求する学術的意義が高い研究である。とくに包括的サーベイ調査を駆使したデータの収集・分析に基づく貴重な成果が国内外で期待される。
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