2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
Project/Area Number |
20H00050
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 4:Geography, cultural anthropology, folklore, and related fields
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Research Institution | National Museum of Ethnology |
Principal Investigator |
關 雄二 国立民族学博物館, その他部局等, 名誉教授 (50163093)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
サウセド ダニエル 立命館大学, 政策科学部, 准教授 (10727671)
坂井 正人 山形大学, 人文社会科学部, 教授 (50292397)
瀧上 舞 独立行政法人国立科学博物館, 人類研究部, 研究員 (50720942)
鵜澤 和宏 東亜大学, 人間科学部, 教授 (60341252)
井口 欣也 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (90283027)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
考古学史上長い蓄積を持つアンデス文明研究に、人文科学的な権力の説明モデルとして社会的記憶という新しい分析視点を加えて、新たな切り口で文化の交代・滅亡を説明する試みであり、多分野横断による考古学調査研究である。 史的唯物論からの脱却、考古学における人文科学的なアプローチの導入によるアンデス文明史研究の新たな展開を目指している。アンデス地域における考古学研究で多くの実績のある研究代表者と研究分担者から構成され、文明論を「人間の主体的行為に注目するエイジェンシー論へと昇華させる試み」の成果が期待される。
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