2021 Fiscal Year Annual Research Report
Correlation between Changes in Political Parties and Changes in Social Policy
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20H00058
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
仙石 学 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 教授 (30289508)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 充豊 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (00335415)
馬場 香織 北海道大学, 公共政策学連携研究部, 准教授 (10725477)
油本 真理 法政大学, 法学部, 教授 (10757181)
磯崎 典世 学習院大学, 法学部, 教授 (30272470)
横田 正顕 東北大学, 法学研究科, 教授 (30328992)
出岡 直也 慶應義塾大学, 法学部(三田), 教授 (50151486)
小森 宏美 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (50353454)
中田 瑞穂 明治学院大学, 国際学部, 教授 (70386506)
上谷 直克 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センターラテンアメリカ研究グループ, 研究員 (80450542)
井上 睦 北海学園大学, 法学部, 准教授 (00732455)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 政党政治 / 社会政策 / 福祉政策 / 新興民主主義国 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度もいわゆる「コロナ禍」のために十分な研究活動ができなかったが、そのような中でオンラインとの併用なども利用しつつ、以下の3回の研究会を実施した。 2021年9月29日:馬場香織(北海道大学)による報告「メキシコ2021年中間選挙にみる暴力と政党政治:ベラクルス州の事例を中心に」、2022年1月17日:上谷直克(日本貿易振興機構アジア経済研究所)による報告「最近のラテンアメリカ政治の概況」、2022年1月26日:中井遼(北九州大学)『欧州の排外主義とナショナリズム:調査から見る世論の本質』書評会 これらの研究会において、馬場報告では政党政治より土着の人脈がメキシコ政党政治の分析において重要になること、また政党政治と暴力の関係についての議論がなされた。上谷報告では「ミレニアル権威主義」をキーワードに、ラテンアメリカにおける政治/社会レベルでの分裂・排除・分極化についての議論がなされた。そして中井書評会では、ポーランドとラトヴィアを軸に新興民主主義国におけるポピュリズムの台頭に関する議論がなされた。今年度は単発的な成果となってしまったが、これらを次年度以降総合的にまとめていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
海外出張なども難しい状況ではあったが、そのような中でも研究代表者は単著を取りまとめ、また分担者も一定の成果を交換することができた。今後海外出張や研究会活動を再開できる可能性が高くなったので、次年度以降はより積極的な研究活動を進めていきたい。
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Strategy for Future Research Activity |
当面は従前通り研究会活動を中心に進めていくが、最終年度に合わせて何らかのセミナーないしシンポジウムを開催し、合わせて科研の成果を商業出版による論文集の形でまとめていくこととしたい。
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Research Products
(8 results)