2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
大規模・高頻度データを用いた資産価格変動のリスクと景気循環の計量分析
Project/Area Number |
20H00073
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 7:Economics, business administration, and related fields
|
Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塩路 悦朗 一橋大学, 大学院経済学研究科, 教授 (50301180)
加納 隆 一橋大学, 大学院経済学研究科, 教授 (90456179)
山本 庸平 一橋大学, 大学院経済学研究科, 教授 (80633916)
陣内 了 一橋大学, 経済研究所, 教授 (50765617)
大森 裕浩 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (60251188)
新谷 元嗣 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00252718)
生方 雅人 明治学院大学, 経済学部, 教授 (00467507)
森田 裕史 法政大学, 経済学部, 准教授 (70732759)
中島 上智 一橋大学, 経済研究所, 教授 (20962062)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
資産価格と景気の相互関係を理論的・実証的に解明する研究提案である。特に、従来の日次ボラティリティのモデルを改良するにとどまらず、日中ボラティリティのモデル化を試み、資産価格やその変動リスクを考慮した金融・財政政策への政策提言、および景気後退の早期警戒指標の開発を行う計画である。 学術的な視点と実践的な重要性の両者がバランスよく考慮された計画のもとで、経済予測の精緻化に寄与する可能性をもつ。とりわけ、景気後退の予測精度を高められるような知見が導かれるのは、学術のみならず社会的な意義も高い。研究代表者のグループが進めてきた研究の流れの中にある研究計画であり、国際的にも学術的な研究成果が見込める。加えて、「早期警戒指標」は学術成果の社会・政策実務面への還元としても期待できる。
|