2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
超高ベータ磁化プラズマによる無衝突衝撃波の実験的研究
Project/Area Number |
20H00143
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 14:Plasma science and related fields
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
浅井 朋彦 日本大学, 理工学部, 教授 (00386004)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井 通暁 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00324799)
長山 好夫 核融合科学研究所, その他部局等, 名誉教授 (10126138)
高橋 俊樹 群馬大学, 大学院理工学府, 准教授 (10302457)
岩本 弘一 日本大学, 理工学部, 教授 (30318357)
阿部 新助 日本大学, 理工学部, 准教授 (40419487)
高橋 努 日本大学, 理工学部, 特任教授 (50179496)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
実験室内で宇宙・天体のダイナミックスや構造に関する研究を行う試みである。超高ベータ高温無衝突プラズマを生成し、超音速で衝突させることで、宇宙空間で起こる現象である無衝突衝撃波を再現し、イメージングや内部プローブにより直接観測するとともに、ハイブリッドシミュレーションやHLLD法による衝撃波解析の結果と比較検証を行う。 宇宙空間で生じる無衝突衝撃波は、物理過程の複雑さや重要性から天文学やプラズマ物理学において重要な課題であるが、宇宙空間では観測が限定される。そのため、実験室内で無衝突衝撃波を再現し局所情報と巨視的振る舞いの相関を観測する実験室的天文学的アプローチにより、無衝突衝撃波の描写に関する理解の大きな進展が期待される。
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