2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
μ+の静止崩壊ニュートリノを利用した新しい電子ニュートリノ検出技術の開発と応用
Project/Area Number |
20H00146
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 15:Particle-, nuclear-, astro-physics, and related fields
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
末包 文彦 東北大学, ニュートリノ科学研究センター, 教授 (10196678)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川崎 健夫 北里大学, 理学部, 教授 (00323999)
今野 智之 北里大学, 理学部, 講師 (60751518)
菅谷 頼仁 大阪大学, 核物理研究センター, 助教 (80324747)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
ニュートリノ測定は素粒子論の検証において重要な役割を果たしてきたが、数十MeV領域の電子ニュートリノに関しては良い検出方法が確立されていない。当該領域の電子ニュートリノ検出技術開発のために、J-PARCのステライルニュートリノ実験に新たに測定器を組み込み、μ+の静止崩壊ニュートリノと鉛の反応断面積を測定する。 当該領域の電子ニュートリノ検出技術を確立することによって、新たなニュートリノ振動モードの探索や超新星爆発からの電子ニュートリノの高効率な検出など、素粒子物理学のみならず広範な波及効果が期待される。
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