2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
r過程終焉部の解明へ向けた中性子過剰アクチノイド同位体の研究
Project/Area Number |
20H00169
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 15:Particle-, nuclear-, astro-physics, and related fields
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Research Institution | High Energy Accelerator Research Organization |
Principal Investigator |
渡邉 裕 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (50353363)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平山 賀一 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (30391733)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
宇宙元素合成におけるr過程は核分裂により終焉し、その分裂片のリサイクルが重元素の存在比に大きな影響を及ぼすと考えられ、その包括的な理解のためには中性子過剰核の崩壊様式の決定が不可欠である。本研究では、中性子数126近傍の中性子過剰核の生成・分離ですでに実績を上げているKEK同位体分離装置を発展させ、中性子過剰同位体を生成・分離して質量測定と寿命測定を行う。 研究代表者らはこれまで着実に本研究に関する実験装置の開発を進めてきている。競合する実験の中でKISS実験装置で実績を着々とあげており、本提案もその延長線上にある。また研究計画は定量的な評価に基づく具体的なものであり、研究環境も考慮に入れ、研究遂行は十分可能であると期待される。
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