2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
超軽量X線撮像分光装置を用いた地球周辺電荷交換X線の解明
Project/Area Number |
20H00177
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 16:Astronomy and related fields
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
江副 祐一郎 東京都立大学, 理学研究科, 准教授 (90462663)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中嶋 大 関東学院大学, 理工学部, 准教授 (70570670)
三石 郁之 名古屋大学, 理学研究科, 講師 (90725863)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
地球の周辺領域では、太陽風に含まれる重イオンが約10地球半径以上に広がる超高層大気と相互作用し、電子を奪う(電荷交換反応)ことでX線発光することが近年明らかにされた。その全体像を明らかにする超小型衛星GEO-Xに搭載する観測装置を開発する。これにより、電荷交換反応の理解と、太陽風に対する磁気圏の振る舞いや大気の流出を調べる新たな手段を確立する。 太陽風と地球大気の相互作用が明らかになることで、地球の理解が深まるだけでなく、大気流出の知見が深まることで系外惑星探査の新たな手段にもなり得る。全体像を捉えるために月付近まで衛星を打ち上げる必要があるが、超小型衛星への検出器の搭載を可能にすることで、実現へのハードルを大幅に下げることができる。
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