2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
トップレベルのマルチ機能を有する革新的構造用マグネシウム合金の開発
Project/Area Number |
20H00312
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 26:Materials engineering and related fields
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
河村 能人 熊本大学, 先進マグネシウム国際研究センター, 教授 (30250814)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
圓谷 貴夫 熊本大学, 先進マグネシウム国際研究センター, 准教授 (00619869)
堀田 善治 熊本大学, 先進マグネシウム国際研究センター, 特任教授 (20173643)
井上 晋一 熊本大学, 先進マグネシウム国際研究センター, 助教 (30792585)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
自動車、航空機などの省エネルギー化という課題に対して、アルミニウム合金よりもさらに軽量であるマグネシウム合金の開発が進められている。しかし、マグネシウム合金には、低強度、低耐食性、低い熱伝導度、低い発火温度などの問題がある。これらの問題を解決することにより、マグネシウム合金の軽量、資源が豊富、高いリサイクル性を活かした次世代の構造用合金を開発する。 研究代表者等が開発したC36型Mg-Al-Ca合金を基に、鋳造巨大ひずみ加工法、急速凝固薄帯固化成形法等を用い、さらに合金成分と添加元素の最適化を行い、アルミニウム合金を凌駕する構造用マグネシウム合金を開発するという意欲的な研究である。既に基になる合金を開発していることから、開発方針が明確・具体的であり、十分な研究成果が得られることが期待される。
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