Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
化合物強誘電体の構成元素と構造を単純化することで、極性発現の本質的な原因を解明しようとする内容である。研究対象は化合物誘電体としてのウルツァイト型化合物とκアルミナ型化合物に絞り、ドメイン壁内での分極反転のメカニズムを解明する。陽性と陰性の2元素からなる化合物強誘電体の分極反転メカニズムを解明することで、3元以上の強誘電体における第3元素が化学結合で果たす役割の明確化が期待される。