2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
情報学を融合した移動速度論に基づく半導体バルク結晶成長技術の革新
Project/Area Number |
20H00320
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 27:Chemical engineering and related fields
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
岡野 泰則 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 教授 (90204007)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲富 裕光 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 教授 (50249934)
宇治原 徹 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 教授 (60312641)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
SiCとInGaSb混晶成長の作製を例にとり、ビッグデータ活用によるモノづくり現場の最適化を目指した研究である。流体の関係する複雑でとらえにくい現象を含む設計や操作の問題を、情報技術を活用して解決することを目的としている。勘と経験に頼ってきた技術を数値化するための、普遍的な知見あるいは指針が得られれば、製造業へのインパクトが大きい。 製造業における熟練のオペレータは伝承が難しい勘や経験に基づいて状況を判断したり、操作を行ったりしている。本研究ではオペレータの操作をデータ化して特徴抽出し、状態予測に応用する技術の開発を目指している点で産業技術としての意義が大きい。また、このような問題の解決に情報学と移動現象論を融合させるアプローチは学術的に極めて興味深い。
|