Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
高温CVD法によるSiCバルク結晶成長において、放射光X線トポグラフィ等による転位評価と転位動力学シミュレーションにより、転位の運動・低減過程ならびにそのメカニズムを明らかにする。さらに、成長速度を高めた際の転位評価と応力解析により、高温CVD法における転位低減の限界を探求する。現在主流の昇華法よりも格段に成長速度の速い高温CVD法による低転位SiCバルク結晶成長の実現を目指しており、今後一層重要性が増すと考えられるパワーデバイス用SiCバルク結晶の生産性向上とコスト低減にブレークスルーを起こすことが期待される。