2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
Project/Area Number |
20H00358
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 30:Applied physics and engineering and related fields
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Research Institution | NTT Basic Research Laboratories |
Principal Investigator |
小栗 克弥 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 主幹研究員 (10374068)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 景子 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 主任研究員 (40455267)
国橋 要司 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 研究主任 (40728193)
田中 祐輔 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 研究員 (40787339)
日比野 浩樹 関西学院大学, 理工学部, 教授 (60393740)
増子 拓紀 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 特別研究員 (60649664)
石川 顕一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70344025)
関根 佳明 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 機能物質科学研究部, 主任研究員 (70393783)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
アト秒時間領域にてペタヘルツ光電界と電子スピンとの相互作用ダイナミクスを分光計測・イメージングによって明らかにし、新たな超高速スピントロニクスを構築することを目指した研究である。円偏光アト秒パルスの生成とそれを利用した磁気光学分光、光電子分光を基本技術として立ち上げ、スピン制御の実証に取り組む。 光波電界を直接の駆動源とする超高速スピン操作という未踏の分野を開拓するものであり、その学術的意義は大きい。独自に開発した光計測技術のオリジナリティが高く、その優位性を十分に活かした研究が計画されており、実験的実証と理論的考察の深化により、高速化・省エネ化の視点から究極と言えるスピンデバイスの提案が期待される。
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