2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
マウスリソース開発が解明する胚葉形成と選択的スプライシングの生物機能
Project/Area Number |
20H00444
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 42:Veterinary medical science, animal science, and related fields
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
杉山 文博 筑波大学, 医学医療系, 特命教授 (90226481)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村田 知弥 筑波大学, 医学医療系, 助教 (60713485)
久野 朗広 筑波大学, 医学医療系, 助教 (60830122)
水野 聖哉 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10633141)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
本研究では、動物の個体発生における原腸胚・胚葉形成過程での選択的スプライシングの機能的意義を解明する。胚葉可視化マウスをベースにスプライシング調整因子(RNA結合タンパク質)欠損マウスライブラリーを樹立し、胚葉特異的なトランスクリプトーム解析、dCAS13システムを用いたスプライシングバリアントの機能解析を行い、スプライシングバリアントマウスの表現型を評価する。 一連の解析手法は新奇性が高く独自性がある。研究体制もその実践に充分な能力と経験を有すると判断される。RNAスプライシング異常と疾患との関連性の解明につながる可能性から、獣医学分野にも貢献しうる発生生物学における学術的価値の高い独創的な基礎研究であると期待される。
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