2022 Fiscal Year Annual Research Report
Pathogenesis and Antisense nucleic acid, glycosylation supplementation, and AAV therapy development forFukuyama muscular dystrophy and related diseases
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20H00526
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
戸田 達史 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30262025)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金川 基 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (00448044)
小林 千浩 神戸大学, 医学研究科, 准教授 (90324780)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 福山型筋ジストロフィー / アンチセンス核酸 / ジストログリカン / リビトールリン酸異常症 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、日本に多いFCMDをはじめとするジストログリカノパチーの発症原因である、リビトールリン酸修飾にかかわる酵素活性を組織レベルで追求し「リビトールリン酸異常症」という疾患概念を確立し、さらなる病態解析を行う。 当該年度は骨格筋選択的なISPD-cKOマウスを作出し、ジストログリカノパチー患者にみられる生化学的異常と筋ジストロフィー症状を呈することを確認した。更に、遺伝子治療やCDP-リビトール補充療法の有効性についての検討を行い、生体内でCDP-リビトールを検出する系も確立できた。テトラアセチルCDP-リビトールが最も効率よくISPD-cKOマウスの筋ジストロフィー症状を是正することを確認し、論文発表した。 またNS-035のGLP前臨床試験を完遂させた。組織移行性など薬物動態には問題がなく、やや高い腎毒性が認められ、改善方法を検討した。2021年8月よりNS-035の医師主導治験を開始し進行中である。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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