2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
歯周病の病態メカニズムに基づく先進的免疫療法の基盤研究
Project/Area Number |
20H00555
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 57:Oral science and related fields
|
Research Institution | Fukuoka Dental College |
Principal Investigator |
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小笠原 康悦 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (30323603)
中山 二郎 九州大学, 農学研究院, 教授 (40217930)
神沼 修 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 教授 (80342921)
永尾 潤一 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (30509047)
岸川 咲吏 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 助教 (50781358)
有田 健一 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 助教 (90780205)
成田 由香 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 助教 (50758050)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
腸内細菌叢(あるいは特定の細菌)と歯周病との連関を明らかにし、Th17を刺激する受容体レパートリー、特異的抗原ペプチドの解明などにより腸管におけるTh17の分化機構の解明を目指す研究である。さらに、腸内細菌叢の改善、受容体レパートリー抗体、IL-17A抗体、抗原ペプチドと免疫賦活剤の組み合わせによる歯周病ワクチンの開発と歯周病に対する先進的な免疫療法の基盤を目指す。 口腔状態が全身に影響を及ぼすことはこれまでにも検討されているが、その逆ベクトルである全身状態の口腔への影響は検討されておらず、ユニークな提案である。精緻な研究計画が立案されており、それぞれの専門家が研究分担者として加わっていることから、優れた成果が期待される。
|