2023 Fiscal Year Annual Research Report
Elucidation of mechanism from built environment to health toward primordial prevention
Project/Area Number |
20H00557
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
近藤 克則 千葉大学, 予防医学センター, 教授 (20298558)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
花里 真道 千葉大学, 予防医学センター, 准教授 (00608656)
尾島 俊之 浜松医科大学, 医学部, 教授 (50275674)
相田 潤 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (80463777)
辻 大士 筑波大学, 体育系, 助教 (90741976)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 建造環境 / well-being(幸福・健康) / ゼロ次予防 / ソーシャル・キャピタル |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、これまでに整備した2019年度をエンドポイントとする延べ75万人の高齢者大規模データセットに2022年度調査で取得した高齢者の調査データ、自治体が保有する追跡データを結合したデータセットを整備した。 これらのデータを用い、2020年度に理論モデルで想定した仮説に沿って、健康指標の地域間格差の背景にある地域環境要因としての建造環境要因の解明,スポーツ施設や緑地・公園、歩道整備率などからなるウォーカビリティなどの建造環境と、高齢者の歩行時間など身体活動指標、うつ・幸福感などの心理指標、健康寿命の喪失、要介護認定などの健康指標との関連についての検証を進めた。 その結果、高齢者をとりまく社会的環境(社会環境)、社会的サポートとフレイル・健康寿命など広範な健康・Well-beingとの関連を明らかにすることができた。特に、友人・知人と会う頻度、地域組織参加などの環境が健康・Well-beingと関連していた。社会環境についても、男女、年代、居住地域などの多様性が重要であることもわかった。加えて、共食により、幸福感が高まり、その関連は同居者よりも独居者で大きいこともわかった。また、良好な建造環境がフレイル発症を抑制する経路として、身体活動・心理社会的要因が媒介していることを明らかにした。これらを含む知見をふまえ、建造環境から健康・Well-beingに至る経路について総説論文にまとめた。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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