2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発
Project/Area Number |
20H00574
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 59:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原 太一 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00392374)
川西 範明 千葉工業大学, 先進工学部, 教授 (00706533)
稲田 全規 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80401454)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
細胞内代謝環境の変化や筋収縮刺激に伴うエクソソームの量的・質的変動を把握し、運動に伴うエクソソームの変動と疾病予防・改善との関連を検証する。さらに、人を対象とした実験で運動に伴う尿中や唾液中のエクソソームの変動を検証し、運動やストレスを反映する新規バイオマーカーとしての妥当性を検討することを目的とする研究である。 運動の心身健康への効果は知られているものの、その機序については未解明の部分も多いため、運動に伴って分泌されるエクソソームと身体状態・病態との関連が解明されることにより、運動効果の機序解明に貢献しうる。新規の非侵襲的バイオマーカーの探索と妥当性を検討し、臨床応用することを目指すという社会的効果も期待できる。
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