2020 Fiscal Year Annual Research Report
疫学と臨床医学、情報工学の融合によるデータベース医学の標準的疾患定義の開発
Project/Area Number |
20H00623
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
野田 龍也 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (70456549)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 源太 京都大学, 医学研究科, 准教授 (20571277)
今村 知明 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (80359603)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | レセプトデータベース / NDB / データベース医学 / データベース上の疾患定義 / 疾患名のバリデーション |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度は、計画通り、「臨床専門家意見とデータ分析を融合した疾患定義の構築」、「機械学習を用いた疾患定義構築の部分自動化」、「既存臨床データベースとNDBとの連携・結合による疾患定義」の3分野について研究を進めた。 臨床専門家意見とデータ分析を融合した疾患定義の構築については、令和2年度を通じ、アレルギー疾患(アレルギー性鼻炎)及び難病(潰瘍性大腸炎、多発性硬化症・視神経脊髄炎)について各分野の専門家とともに疾患定義の構築を進め、各疾病につき、既存統計と1割程度の差での患者数集計に成功した。 機械学習を用いた疾患定義構築の部分自動化については、令和2年4月から9月にかけ、レセプトデータを用いた機械学習の経験を有する三菱総合研究所と共同で、機械学習の精度につき検証を行った。 既存臨床データベースとNDBとの連携・結合による疾患定義については、令和2年度を通じ、特に指定難病、小児慢性特定疾患領域について、NDBと難病データベース、NDBと小児慢性特定疾患データベースの連携・結合に関する検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和2年度交付申請書で予定した研究は進捗どおりに完了した。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画書に沿って、予定通りに研究を推進する。
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Research Products
(13 results)