2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
短時間高活性水熱前処理を用いた利益創出・エコ型バイオマス全成分有効利用法の開発
Project/Area Number |
20H00644
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 64:Environmental conservation measure and related fields
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
中村 嘉利 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(生物資源産業学域), 教授 (20172455)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森脇 真希 (高野) 富山大学, 学術研究部工学系, 助教 (10444192)
浅田 元子 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(生物資源産業学域), 教授 (10580954)
石田 竜弘 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(薬学域), 教授 (50325271)
中崎 清彦 創価大学, プランクトン工学研究所, 教授 (70180263)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
本研究は、従来の化学薬品を用いた手法に代わり高活性水熱前処理を用いることで、未利用木質バイオマスから短時間にポリマーやオリゴマーを廃棄物や副産物を抑えながら生成させ、これを高付加価値化成品の創製に応用しようとの研究であり、各化成品の生成プロセスも段階的に評価する内容となっている。 従来手法の欠点を踏まえつつ、産業応用可能なシステムを学際的、産学連携にて実施しようとしており、低コストで高付加価値化成品の創製が可能になれば、その社会的インパクトは大きい。基盤技術、各機関の分担、実施計画、実施スケジュールが明確に記載されているだけでなく、バイオマスの選択理由やエネルギー、コストの評価手法も明確であり、高い実行可能性が期待できる。
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