2022 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a lymphatic drug delivery system for local control of metastatic lymph nodes to systemic metastatic therapy
Project/Area Number |
20H00655
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
小玉 哲也 東北大学, 医工学研究科, 教授 (40271986)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
志賀 清人 岩手医科大学, 医学部, 教授 (10187338)
伊藤 康一 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (70400299)
森 菜緒子 東北大学, 医学系研究科, 助教 (90535064)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | リンパ節 / 治療 / DDS / 診断 / 転移 |
Outline of Annual Research Achievements |
LDDSにおけるPD1/PDL1 axis blockadeを介した転移リンパ節の抗腫瘍効果を調べるために, LDDSにより異なる濃度の抗PD1 抗体を転移リンパ節に投与した. 比較として, 抗CTLA-4抗体を使用した. SiLN, PALN, 肺, 肝臓の平均ex vivoルシフェラーゼ活性は, 1 mg/kgで最低の値になった.この結果を支持するかのように,この濃度での全生存期間と完全奏効率は最も高いことがわかった. この最適濃度の前後で, 治療効果に有意な差はなかった. この結果は, 組織学的所見と一致した. 脾臓指数は, この至適濃度において, 他の治療群と比較して最も低いことが判明した. 糸球体腎炎の発症は, 抗PD1抗体の投与量に特に敏感であることが分かった. しかし, 抗PD1抗体は, 抗CTLA4 抗体の投与と比較して相対的に抗腫瘍効果が低かった. 転移リンパ節を標的とした抗PD1抗体投与では, 間質性肺炎が発症するするが, その重症度は抗CTLA-4抗体の場合よりも高くなった.
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(33 results)