分解時間の自在制御が可能な生分解性インジェクタブルポリマーゲルの医療応用

2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results

• Project/Area Number: 20H00670
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
• Allocation Type: Single-year Grants
• Section: 一般
• Review Section: Medium-sized Section 90:Biomedical engineering and related fields
• Research Institution: Kansai University
• Principal Investigator: 大矢 裕一 関西大学, 化学生命工学部, 教授 (10213886)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 高井 真司 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (80288703)
• Project Period (FY): 2020-04-01 – 2025-03-31

Outline of Opinions Expressed in the Review Results

研究代表者らが開発してきた分解時間を制御しうるインジェクタブルポリマーゲルの分子設計を通して、塞栓治療・癒着防止・細胞の足場材料や免疫制御を実現する薬物徐放製剤として最適化を図り、最終的には非臨床POC（proof of concept）取得まで行う研究課題である。
マウス・ラットなどの小動物だけでなく、ヒトに近い犬・ミニブタなどの中～大動物モデル系での有効性評価および安全性試験を通して非臨床POC取得を達成し、次のステップとして臨床研究へつながることが期待される。