Research Project
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
静岡大学工学部1年生の「ものづくり基礎実習」のまとめで行っているロボットコンテストのテーマとして、浜松地域特有の自然エネルギーの「遠州の空っ風」を利用した簡易の風力発電システムを構築・検証する。風力発電のベースを身近な発電装置の代表である自転車のハブダイナモ付きホイールなどで作製し、実習用マイコン(Arduino Uno)で発電状況などのデータを収集して競うようなテーマを検証し、学生の興味や関心を高めて実習用ロボットコンテストの充実を図る取り組みを行う研究である。
機能性色素材料に関する有機合成化学
身近な発電装置の自転車のハブダイナモ付きホイールで装置を製作することにより、学生の興味を高めることができ、また大学のある浜松地域特有の自然エネルギーである「遠州の空っ風」を利用する事により、学生の関心を高めることもできるので、実習のまとめとしてのロボットコンテストのテーマの充実が図れる。その試作機を実際に製作し、加工の難易度を確かめて大学1年生が実施可能か検証することができた。実際にバッテリーなどに充電するには時間がかかり過ぎで競技には向かないこともわかった。