2022 Fiscal Year Annual Research Report
倫理的理由の分断と崩壊に関する問題領域を横断した検討による社会的議論の再生
Project/Area Number |
20H01182
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Research Institution | Nanzan University |
Principal Investigator |
神崎 宣次 南山大学, 国際教養学部, 教授 (50422910)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
眞嶋 俊造 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (50447059)
上村 崇 福山平成大学, 福祉健康学部, 教授 (50712361)
岡本 慎平 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 助教 (70821023)
佐藤 靜 大阪樟蔭女子大学, 学芸学部, 准教授 (80758574)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 不正義 / 組織 / 心理的安全性 / 持続可能性 / 尊厳 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は気候変動および広い意味での持続可能性に関連して、取り組みの必要性が明白なそれらの問題に対して、にもかかわらず適切な対処が取られなかったり、不正義が行われたりするケースについて検討を行なった。それらの成果の一部、例えば原子力業界における心理学的安全性についての分析は、すでに学会での講演やその記録のかたちで公表している。同様に、エコフェミニズムや、都市における正義や公平性の問題についての成果も公表済みである。また、これらに関連する話題として、セクシャリティ・ジェンダー、ケアについても分担者によって成果が生み出されている。さらに、年度の途中で追加的に取り組む必要が生じたテーマであるAI アライメント問題についても、特に人間の尊厳及び安全保障との関連において一定の検討結果を示した。 以上に加えて、これまで通り、各分担者の担当領域として、戦争や教育に関連する成果も得られた。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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