2023 Fiscal Year Annual Research Report
Formation and deconstruction of the "Alpine myth": the politics of cultural representation in the national integration of Switzerland
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20H01248
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
葉柳 和則 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (70332856)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増本 浩子 神戸大学, 人文学研究科, 教授 (10199713)
川島 隆 京都大学, 文学研究科, 准教授 (10456808)
中川 拓哉 名古屋大学, 人文学研究科, 博士研究員 (10829906)
中村 靖子 名古屋大学, 人文学研究科, 教授 (70262483)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | スイス文化 / ヨーロッパ近現代史 / ヨーロッパ近現代文学 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度であるため、研究成果を国際学術集会で発表するとともに、そのでの議論を踏まえて学術誌に論文を投稿することを主たる目標とした。まず4月に研究会「Vorstellungen der Alpen: 想像と現実のあわいをめぐって」を名古屋大学院人文学研究科附属人文知共創センターにて開催した。報告タイトルは、以下の通り。「「国民国家」とは違うかたちで:「文化教書」の先行テクストにおけるアルプス表象」(葉柳)、「地下にあるもうひとつのスイス:デュレンマットの短編小説『チベットの冬戦争』におけるアルプスの表象」(増本)、「Intellectual historyのなかのアルプス: テクストとコンテクストの複層性をめぐって」(中村)、「ハイジ像の国際的な広が:浜松市美術館「ハイジ展」(2022)の経験から」(川島)、「リアリズムとイリュージョンの狭間で:20世紀の視覚体験におけるアルプス・イメージ消費の問題」。研究会を通して、9月に開催される国際学術集会INTERFACEing 2023で立てるパネルの輪郭が明確になった。 9月25日から27日に神戸大学人文学研究科で開催されたINTERFACEing 2023 “Changing Paradigms: Humanities in the Age of Crisis”では、パネル「Image der Alpen und "das Nationale" では、研究代表者(葉柳)がモデレーターを務め、葉柳を含むメンバー5人が口頭発表を行った(タイトル・内容については後述) INTERFACEing 2023での議論を踏まえて、各メンバーがジャーナルへの投稿を行った。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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